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​自動化ロボット②(動画)

神業の動きをする加工ロボット

今、皆様の手元に有る数多くの金属製品がどのように加工されているかを見てみましょう。
今回は、彫刻ロボットです。
よくあるディスプレイ製品を作りますが、このロボットの動きは神業的な動きをします。
今回の動作原理は、CAD→CAM→彫刻機で加工されます。
CADで設計したデザインをCAMに出力して彫刻機と連動してます。
最近の2次元CADも細かな長さ調節も、昔に比べ簡単に出来るようになってます。
例えば、長さ350mmを長さ365mmに変更したい時は、CADの数値を書き換えるだけ出来るようになってます。
皆さんのお手元に有る携帯電話の液晶の取り付け位置は、ケースや中の部品配置により液晶の大きさは同じでも微妙に取付位置を変えたりすることも有ります。
​このように設計から加工まで一貫した流れをイメージした動画です。
最近では、3Dプリンターでも作れます。3Dプリンターの運用では、デザインだけはコピー出来ます。3Dはご存じのとおり、X軸、Y軸、Z軸の関係になります。3Dプリンターのコピーの精度はメーカーの製品によりまちまちです。

どちらの方式でも
問題は、どんな製品を作るにせよ、強度、耐久性、コストといったところから、使う場所により強度、温度、圧力なども計算しないとならないので、作る製品により材料選定が難しいです。
製品は、設計で決まると言われるぐらい重要になります。

量産体制に入る前に試作を何回も繰り返します。
今回の動画は、製品のサンプルを試作してます。
量産となると、完全オートメーション化も実現可能な時代になりました。


まとめ

ロボットには、いろいろなタイプが有ります。
詳しくは「産業ロボットの仕組み」を参照してください。
今や、ロボットによる完全自動化は実用領域に入っており、以前に比べてとても安価になってますので、導入を検討している企業は数多くあります。
MES(生産工程実行システム)とロボット等を連動させ、ERP等の経営管理システムとも連動させると会社全体の見える化も実現します。
​更にAI技術が発展するとスマートファクトリー(智能工場)が実現出来る時代になりました。

© 2023 by JPSeizo

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