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​IT化の目的は何?

近頃、「ITシステムを導入したい」や「現状システムの改廃」や「システムの統合化をしたい」など話をよく耳にします。
しかし、よく聞くと何を目的にしているのかが明確になっていないこともよくあります。
更に何を目指しているのかすら不明確な状態で、IT化という言葉だけが先行しているケースが多くあります。
例えば、「EXCEL使用も立派なIT化の手段です」と話すと聞いた側はエっと驚き、現実の話になります。
この理由は、物差しが合ったからです。
分かりやすく言うとEXCELでは、数多くのデータがバラバラなので、データをまとめた集計が面倒になることがしばしばあります。 EXCELは個々の使用では便利ですが、グループやチームなど多人数での活用には限界が出やすくなります。
そこで活用されるのがデータベースです。

このサイトの「製造業検索」はデータベースにデータを登録してますので、各々のデータが全て同じ形式に表示できます。
​つまり標準化されたデータ管理が出来ていることです。
​本来であれば、各々のページを作らないといけませんが、データベースにすることで、一つの画面を使いまわせます。

​よくあるEDI(受発注システム)は、運用のルール化が出来ており、以下の図のような仕組みになってますので、インターネットにつながれば世界中でデータを登録したり、参照したり、更新したりなど統合管理、共通管理ができます。

 
データベース.png
​もし、このような仕組みを社内で活用すると各拠点の業務の標準化ができやすくなり、データをまとめて集計、調査、分析も本社で可能になり、社長や上長へのレポートも簡単に作れるようになります。
​これもIT化の目的なのです。
そして、この仕組みを実際の各種業務に応用すると、やはり標準化(統一基準)が出来き拠点の見える化も実現します。

基礎知識が有れば決して難しく考える必要は無いのです。

よくあるIT会社のシステムのパッケージは、このデータベースに便利な機能を実装してます。

そして画面を見やすくしたりするには、UI(ユーザーインターフェース)で画面をデザインします。

​長年の業務で部分最適化が進み、各拠点が現状バラバラなシステムを統合化するには、先ずはマスターデータの整理やコード体系の整理が必要になります。そして運用するルール化が出来ないと統合化は出来ません。
これらを成功させると次なる目標が生まれます。

業務改善を実施すること業務の効率化、コストダウン、利益向上、自動化により少人力化と業務効率の向上など、さまざまな可能性へとつながります。 先に説明しましたスマートファクトリーもこのような基盤があるからこそ実現していきます。

​いろいろな業務改善、効率化、コストダウン等に悩んでいる経営者の方、管理者の方、ITコンサルタントを活用した業務改善などご相談いただければお手伝いが出来るかもしれません。

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